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ランキングについて考える(43)

今まで、すでに一年近くランキングについて考えてきました。

特に「ランキング人仮説」は、新しい行動様式を規定していると考えています。では、例外はないのでしょうか? 今回は、「これは例外化も」という例を聞いたので、考察しています。

それは、「成果報酬」という制度。能力主義、といい変えてもよいでしょう。要は「○○だけ成果を上げたら××円の給料を支払います」といのが成果報酬。数年前まで、日本は「終身雇用+年功序列」とい雇用形態が多かったのですが、最近は「成功報酬(成果報酬)」という形が増えています。

今までのランキング人仮説 であれば、人はよランキングの上を目指す傾向にある、ということから、「成果報酬という制度は組織の総合力を上げる」ように解釈できます。しかし、実社会においては、決して成果報酬型の給与体系をもっている会社の業績が飛躍的増えているとは言えません。いえ、逆に成果報酬の会社は、競争力を落としていると言っても過言ではないでしょう。

これだけを読むと、ランキング人仮説 は棄却されるように思いますが、実際そうでしょうか?少し考えてみましょう、、、というほど大変な問題ではないことがわかります。

というのは、 そもそも、PRやSRでいうようなランキングが存在してない というのが答えです。成果報酬は、「他人との比較ではない」というのは、お分かりいただけるかと思います(もちろん、営業成績▽番になったら、というように無理矢理SRにするという手法はありますけど)。

もう一つ。個人(一人)の価値判断の中での成功報酬を考えてみましょう。つまり、「昨日よりもたくさん売る」ことを目標にしたセールスマンを考えてみたら判り易いかもしれません。その本人にとって、売上による気持ちの中での順位は、ランキング人仮説に支持されるように思いますが、実際は支持されません。

気持ちの中の順位は、金銭以外の要素(軸)がたくさん入っていて、その要素(軸)を「他人」と一致させるのは、到底不可能です。ある人は、給与以外に仕事(生きがい)をもっているとすると、給与(成功報酬)以外の要素の定量化は難しいものです。

次回はまた来週。

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