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まさか?!、、、2:6:2(パレートの法則)

年末の話で恐縮ですが、経営コンサル系の話。ある企業の若手中堅幹部の方々との茶話会で、

「無風凧先生、20:80の法則って知ってますか?」

というネタが振られました。「パレート則2:6:2:の変形版だな」とはすぐに判ったので、そのまま発言をつづけてもらったのですが、

「いま、僕達は社長に言われて、優秀な社員を30にするプロジェクトに取り組もうとしているんです」

少し詳しく説明をしてもらいました。

「全体の80%を作るのは、20%の優秀な人だ、っていうのが20:80でしょ? だったら優秀なひとが30%になったら、生産効率は約1.5倍に跳ね上がりますから」

一瞬、眼の前が真っ暗になりました。いまでも、こういう 解釈違いをしてる方、っているんですね。この企業の先行きは真っ暗だな、と思いました。

20:80(もしくはパレートの2:6:2の法則)は、現象の説明です。別の例で説明すれば、「組織の本当のリーダーは一人しかいない」というのと同じように現象です。リーダーが2人いたら、それは二つの組織に分裂するか、どちらかがもう片方のフォロワーになります。同様に、30%にすることは、現象論としてありえない。これを変えるというのは、例えば、引力を受けないロケットを開発せよ、と言っているのと同じくらいに、無意味なのです。

もう少し説明すると、 100人の中で20人が優秀。だったら、80人を解雇しても全体の80%の生産性は保てるはず。でも、20人残った中で、やはり20%(4人)が優秀で、、、と成っていくわけです。

上記の茶話会では、かなり丁寧に説明したので分ってもらえたと思うのですが、さて、彼らが社長に対してきちんと説明し、説得できるのか、、、楽しみではあります。

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