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2013年1月

好きな音楽2013年1月

今月は、感動した演奏会の思い出ベスト10。(公開されているものに限ります。Privateにはもっと色々あるのですけど)。

1)2001年9月、ラハティのシベリウスホールでの シベリウス「フィンランディア」(アンコール)。
演奏: ラハティPO,指揮:O.ヴァンスカ

この曲は、アンコールとして演奏されました。でも、アンコールが始まる前から、フィンランディアが演奏されることは、観客全員に分っているようでした。直前の曲(たしかVn協奏曲、これもかなりの名演)が終わった直後から、客席の温度が上がっていくことが分ります。決して騒がしくなっているわけではありません。人がもぞもぞ動いているわけでも、大声が上がっているわけでもない。でも、期待で会場全体がサウナになったような熱さを感じます。
そして、指揮者のオズモ・ヴァンスカ氏が小走りに指揮台にあがりそのまま タクト。実際に悲鳴が上がったわけではないのに、悲鳴が聞こえたような感じ、、、、。
この感激があるから、また演奏会に足を運びたくなります。

以下は、演奏会のみ。敢えて、時代順。

・ 1980年(だったかな?) Debussy 映像一集より水の反映、園田高広、別府市民会館

・ 1984年5月、高校の文化祭 Sibelius Romance Des Dur Op24-9  演奏:AF君

・ 1984年9月13日(だったかな?)  貴志康一「交響組曲仏陀」 演奏:関西フィル、指揮:小松一彦

・ 1987年3月(?) 上野文化小ホール、 ハンス・カン お指の練習、Pf:ハンス・カン

・ 1997年(?) 目黒文化(?) P.スパーク「パントマイム」 演奏:コンクシェルバンド、Euphniumソロ:山岸裕

・ 1999年(?) アムステルダムコンセルトヘボウ、L.vBeethoven Piano Concerto Nr.1 指揮:R.シャイー、Pf.ラローチャ、

・ 2000年8月 会場は失念 ノルドグレン「無伴奏チェロソナタ」 演奏:E.ラウティオ(ラウティオ氏の演奏で2度、聴いてますがその1度目)。

・ 2003年2月 旭川クリスタルホール Sibelius ロマンスOp78-2 Vn.佐藤まどか、Pf: R.Guerra

・ 2012年1月17日 紀尾井ホール、 サラサーテ:24のキャプリス、Vn. A.ユストウス

ここ数年、心に残る演奏会が少ないのは、行く回数が多いからかなあ、、、

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おヒガラもよく、、、

20130130ヒガラさん:
元気がとりえの私がいれば、いつでも「お見合い」はオッケーよ! だって、よく言うじゃない、「今日は おヒガラもよく、、、」って

写真出典 森の父さん花鳥風穴
ヒガラ、って鳥がいるんですね、、、初めて知りました。

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180円の贅沢

もう4年近く前、、、「牛丼の松屋」の朝定食で「豚汁アップグレードは当たり前」と書いた無風凧(2009年5月15日の記事、参照)。

その後、「油断ダイエット(油を摂取しない、というダイエット方法)」しているので、豚汁アップグレードは封印していたのだけど。

冬の朝は、やっぱり暖かい豚汁が飲みたくなる。牛丼松屋の豚汁で満足するのだから、お手軽である。かくして、朝食を松屋で摂るときは、最近またまた必ず 豚汁変更 する無風凧なのである。たった180円だけど、贅沢だ、、、と思いながら。そうそう、「熱め」指定をお忘れなく。

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こちら向かないでくれ。

20130128スーパーの前のわんこ:
無風凧さん、僕に話しかけないでくれ。インフルエンザがうつるといけないから。

写真出典 自前のiPhone4S
無風凧が話しかけた場合。殆どのわんこは尻尾を振って喜んでくれます。写真のわんこも、昔会話をした記憶があるのです、、、が、今日は見向いてもくれませんでした。インフルエンザだった、ってばれてたのかな?それとも、マスクしてたから?

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食べたら眠く成っちゃう、、、

20130127天使犬ラジ:
食べたら眠く成っちゃう、、、これは天使犬でも同じだワン。

写真出典 ラジママさまご投稿
甘いもの大好きのラジ天使、今日は地上に降りて何を召し上がったのでしょうか(以前の活躍は コチラ 参照)。。。。気持ちよさそうに寝てます。眼を隠しているなんて、ほとんど人間と同じ寝相、ですね(^。^)。

追記: 本日、無事に7万アクセスを突破しました。皆様のご愛読に感謝しています。

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リスク視点での公務員退職金問題考

世の中、不思議なことがおきています。その分、カテゴリー「オピニオン」に書きたいことが多くなっていくわけで、このblogはいつの日か「無風凧の気持ち、発信」に成るかもしれません。

さて、今回は千葉県、埼玉県などでおきている不思議なお話し。公務員の退職金を、2月以降減額する条例が決まったところ、3月の定年を待たずに2月に早期退職するする人が100人以上でてきたということ。これだけでも不思議なところですが、県としては「臨時職員を雇って対応する」らしい、、、(たとえば コチラ 参照)。

可笑しいところだらけで、無風凧は頭が可笑しくなりそうです(みなさん、笑ってください!)。

1) なぜ、減額開始時期として、新年度を待たなかったの?
2) 辞める公務員の方は、仕事に対する責任やプライドはないの?
3) たった一ヶ月のために、どうやって臨時職員を雇うの?その分のコストは?

組織論(制度論)的に言えば、減額開始時期を年度切りにしなかった、ということが混乱の原因です。たった一ヶ月、おそくするだけで、混乱の大半は回避できたでしょう。

経営論的に言えば、今の日本人の大半が犯している大きな間違いが指摘できます。それは、「支出は少ないほうはよい。収入は多い方がよい」と盲目的に信じていること、、、(命題A)。県の職員に対する(特に定年に対する)退職金総額は、年度初めに概算ができています。それらは、支出として考えられています。そして「その支出」を抑えるために、「年度途中で」減額に踏み切ってしまうわけです。つまり、命題Aの信奉者なのです。

しかし、実際にリスク視点で経営を考えるときには、支出が予定よりも少ないことも「リスク」の一種です。勿論多いこともリスクですけど。今回の例では、退職金支出が少ない、というリスクが生じた結果、臨時職員を大急ぎで雇用する必要がある、などの作業増が生じ、その結果としてもしかすると県としての総額としては「支出増」になるかもしれません。

このように、「あえて計画を変更する」ことは、リスクです。リスクヘッジをもっとよく考えて施策する必要があります。この視点で考えれば、命題Aは、「正しい命題とはいえない」わけです。つまり、年度途中に減額という施策は短慮に過ぎたわけです。

もう一つ。2)の視点を考えてみましょう。この場合の「計画の変更」は何でしょうか?退職金総額、の視点で見れば、確かに一ヶ月前の早期退職が正しい選択肢のように見えます。なにせ、「予定」の退職金を得ることができます。しかし、そのほかの部分、、、例えば一ヶ月間、何をするか、だとか「勤め上げたという実績」がつかなくなることのDisAdvantageなど、、、考えて、どちらが良かったのでしょうか?

少し年寄りめいたことを書くようですが、やはり「年度末まで勤め上げる」ことが「その人にとっての計画通り」であり「最もリスクが少ない」ものだと思うのです。少なくとも、回りに多大な迷惑をかけていること、つまり社会全体に「リスク」を生んでしまっているのです。この辺りは、全てを貨幣価値に置き換えて考える「現代流」ではないかもしれませんが、「世間様」は見ていると思うのです。

ちょっと取り留めなくなってきたので、今日はこの辺で。最後にもう一度。

リスクって何だか、改めて考えてみませんか?

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う~ん、なになに?

20130125無風凧とテレパシー通信中のビリー先生:
なになに、無風凧さん、インフルエンザ?だったら仕方がないな。しばらくはトレーニングも中止。沢山寝て、汗一杯かいてさっさと快復してください。そうそう。ビタミンCは、なっちゃん よりも いちご をオススメするぞ、僕は(注: ビリー先生の好物の一つがイチゴ、、、コチラ 参照)。

写真出典 動物の恋人
おかげさまで、無風凧のインフルエンザ、快方に向かっています。すでに、熱は下がり、咳も鼻水もなし。ですが、大事をとって、この終末は安静に過ごします。ビリー先生は、昨日もドッグランをご満喫だったようで、、、羨ましい(動物の恋人 の Diary 参照)

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漫才ではないのです。

これは、昨日本当にあった会話。

無風凧が歯医者に行くと、歯科医から「ちょっとインフルの疑いがあるので、病院にいかれてみては如何でしょう?」との指摘。その時間から見てくれるクリニックがあったので、そこにいくことにしました。

無風凧にしてみれば、最近「ちょっと疲れたな」と感じてはいましたが、関節痛などもなかったし、咳も数年前に比べて全然すくなくなっているし、熱もなさそうだし、、、と思っていました。

ところが。病院で熱を測ると38.1度。一般的には「熱がある状態」ですね。医者から

「いつから熱っぽいですか?」

と訊かれて

今、熱の結果を見るまでは熱はなかったと思います。」

その瞬間、医者も無風凧も大爆笑してしまいました。ほとんど、漫才みたい。

それくらい、元気な無風凧だったのですが、「鼻の奥グリグリ」の結果、インフルエンザと診断されてしまいました。。。。一応、学校保険法(?)等のルールでは、5日間は出講禁止が推奨されているそうで、今週中は、自宅でゆっくりしています。(まあ、仕事も控えめに)。

ところで。

昨日、熱があったのは本当で、帰宅後自宅でも38度を越えてました。熱があるときには、「なっちゃん(オレンジジュース)」で水分とビタミンCを補給して、暖かくして睡眠。汗を一杯かいて解熱する、と言うのが無風凧の常道。なのに、、、今回は何を間違えたか Qoo を買ってしまいました。それが悪かったのかも知れません。まだ熱が下がってない。。。(;。;)。

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なるまで待とう、、、

20130123家康キャラ美(シュナウザー):
私も、毎月犬に立候補。今回は駄目でも、いつか毎月犬になるまで、待とうと思っているの。

写真出典 自前のiPhone4S
無風凧の大先輩の家に住むキャラちゃん。とっても我慢強いわんこで、決して人の邪魔をする、ってことはありません。このたび、我慢強さが「家康みたい」ということで、先輩のご息女から「家康キャラ美」の名前を頂きました。

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トテチテター♪

20130122熊のTEDくん:
さあ、みんなで映画館に行こう! 進軍ラッパだ、トテチテタ~♪

写真出典 自前のiPhone4S
(映画TEDのポスターより)
乗り換え駅の改札正面に、最近TEDくんが立ってます。疲れ果てての帰宅途上、この顔みると、「ちきゅしょ~!」って思います。

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何かオカシクないですか?(グリーの超過課金問題)

金曜日に続いて、ご意見番的な記事ですが、、、(金曜日、体罰問題について考える)。

グリーの未成年者向けの超過課金が一つの社会問題に成っています(例えば、コチラ 参照)。ここでいう超過課金とは、「未成年者がケータイゲームを行う際の課金額が、月極の限度額を超えている」ということを指しています。

この件に関して、無風凧的には2つの指摘ができます。
1) 社内で超過課金が判明していたにも関わらず、3ヶ月も情報共有できなかったこと。
超過課金報告について法的規制は無いのですが、世論=CSRの観点から言っても、またCorporate Governanceの観点からも、情報共有できなかったことは指摘されてしかるべきだと思います。また、調査ミスで対象額が増えている、というのも解決すべき課題でしょう(「国民年金問題」も根が同じです)。

しかし、そもそも「超過課金ってなに?」の部分については2)のように論じられています。
2) 限度額が設定できてない。もしくは法的に一律の限度額を設定すべきで、消費者(=親権者)は被害者である。

無風凧としては、2番目には大きなオブジェクションがあります。ある程度の限度額を決めなくては成らないでしょうが、それは、「企業側」もしくは「制度=法律」が決めるものなのでしょうか?

昔、、、無風凧が子供の頃、、、お小遣いの範囲内で色々な買い物をすることは「当然」のことでした。ノートや鉛筆を買う、まで含めてお小遣いの範囲だった人も多いかと思います。勿論、おもちゃを買うのも(誕生日やクリスマスのプレゼントは除き)、お小遣いの範囲内。

もう一つ。この限度額は、家庭によって違っていました。月に500円の子もいれば、1000円の子もいた。週に200円、という子もいた。そのように、「家」単位でその家庭での限度が設定されていたのです。小学生は一律○○円、ということはありませんでした。

これと同じように、「限度があること」を「親が子供に教えること」。これが最も大切なことだと思うのです。このような文化、しつけ、教育、、、を抜きにして、制度や規制を作っても、本質的な課題は解決していないと考えるのです。

少し蛇足気味ですが、刃物で事件が起きた際、「刃物が危ないから子供は刃物を持たせてはいけない」、という法律を作るよりも、「刃物を使う時の危険性について親が子に教えることによって、刃物の安全な扱いを子供が覚える」ことが大切だと思いませんか?

少し、極論ではありますが、グリー問題も日本の本質的課題を内包しているようです。

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今日は日曜日だよ?

20130120いきつけの歯医者のお魚さん:
おや、無風凧さん、今日は日曜日だよ?

写真出典 自前のiPhone4S
そうなんです、、、今までは隔週だったのですが、今回からに入って3日おき。と言っても、急にはスケジュール調整できず、結局日曜日に通院。この一週間で、無風凧がもっとも沢山会話しているのは、このお魚さんかもしれません、、、、(たとえば、コチラコチラ 参照)

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だから、飲んじゃダメなんだって、、、

20130119デザインココアの妖怪:
無風凧さん、ダイエットしてるんでしょ?ココアなんていう高カロリードリンク、飲んじゃダメなんだって、、、、

写真出典 自前のiPhone4S
久し振りにココアを頼んだら。デザインカプチーノではなくデザインココアに成ってました。ところで、このデザイン、犬でしょうか?熊でしょうか。。。いずれにしても、可愛くて飲むのは残酷!って感じです(とはいえ、暖かいうちに飲んじゃったのですが)。

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体罰問題を考える

大阪市立桜宮高校の体罰・自殺問題がこの一週間、新聞紙面などをにぎわしています。

今日は、敢えてこの問題を題材に、「体罰」についての私論を展開したいと思います。

論点は3つ。

まず、体罰は100%いけないことでしょうか? 無風凧はそうは思いません。「行き過ぎな体罰」と言うものはあると思いますが、だからと言って、100%否定するのは「熱物に懲りて膾を吹く」ようなもの。なぜ行き過ぎた体罰が行われたかの原因究明・問題解決にはふれずに、臭い物には蓋をせよ、的な解決策だと考えます。

つぎに、今回の事例で、体育科募集を中止することの是非。上述の「原因究明・問題解決」として、「体育科がなければよい」と考えたのでしょう。勿論、論理的には正しい方法だと思います。しかし、同じような問題は、教師の「言葉によるいじめ」で起きたときにはどうするのでしょうか? 言葉による「いじめ」は、普通科でも商業科でも、、、およそすべての科で起き得ます。それらをすべて中止するのことは考えられないでしょう(?) 同様に、体育科=体罰 というのは短絡思考で、やはり「臭い物には蓋」的な解決策だと言えます。

では、なにが本来的な原因でしょうか。無風凧は、日本人が日本人としての教育を忘れていることが原因だと考えます。教育とだけいうと曲解があるかもしれませんから、「教育」とか「哲学」とか「文化」とか「しつけ」とか、、、、言い換えることができます。

例えば、昔は、隣の家の子が行き過ぎた悪戯をした場合に、横丁のご隠居による「しつけ」がありました。今は、そういう「地域ぐるみのしつけ」みたいなことは行われません。この結果、子供は「かなり大きくなるまで、社会の中で分をわきまえる」ということができなくなる。この「分をわきまえられない」子供が成長し、もしくは教師に成ると、歯止めが利かない、、、という推論をすることができます。風が吹けば桶屋が儲かる、的な推論に思えるかも知れませんが、このような事象をたくさん集めていくと、結果として、「核家族化」「少子化」などがもたらす「しつけ」、、、(ここで「しつけ」とは、上述のように「教育」であり「哲学」であり、、、です)、、、の欠如がもたらしたものと言えます(少し説明不足はありますが、主張をご高配頂ければ幸いです)。

昔は「親の顔を見てみたい」という言葉がありましたが、これなんかもう死語かもしれません。でも、こういう「感覚」をもち、子供が「回りに迷惑をかけない」というしつけが子供の頃からなされることにより、自制心が養われ、体罰する場合にも「程度」をわきまえたものになって行きます。また、体罰を受けた方も「忍耐力」がついていますから、容易に自殺に走ったりはしなくなるでしょう。

このような「しつけ」を、改めて始めていくことにより、数年後は行き過ぎた体罰やいじめの少ない世の中を作っていくことができる、このようなしつけこそが大切なんだ、と考えています。

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今日はおとなしくしているから!

20130117なまず君たち:
今日は、僕達おとなしくしているから!

写真出典 ミニネットZOO
今から18年前、1995年の1月17日未明に、阪神淡路大震災はおきました。東北大震災ほか、大きな災害のため、記憶に薄くなっているであろうことは、否定できませんが、多くの人命と財産が奪われました。30年前、無風凧が住んでいた神戸の町並みもなくなってしまいました。今はもう、済んでいた場所を特定することが出来ません。
亡くなられた方のご冥福とともに、被災地の新たなるそして更なる発展を、改めて心からお祈りします。

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ランキングについて考える(42)

今回は、「AR=人為的ランキング」の特徴を考えてみたいと思います。逆に言えば、特徴を挙げることで、ARを定義することになります。ARは、このシリーズで今まで取り上げてきた PR=原子的ランキングやSR=社会的ランキングとは違う性質があります。

まず、ARは、「軸」に相当するものがありません。例えば、PRで身長のランキングを考えてみれば、「背の高さ=長さ」という軸で量ることができます。SRの例として選挙を挙げれば、得票数、という軸をあげることが出来ます。しかし、AR(たとえば 第38回 で取り上げた身分制度など)は、そのような軸はありません。思想もしくは制度の中(=物理的な実態がない)だけで、作られているランキングです。

次に、ARは、ランクが上下することがない、ということです。例が悪いかも知れませんが、士農工商の順番が変わることはない。加えると、往々にして「ランク間の移動」も殆どないものでしょう。

ARの大きな特徴はこの2つでしょうか。

軸がないにのにランキングと言って良いか、だとか、「ランクは自己成長する」というランキング人仮説が適用できないものをランキング、といってよいか、、改めて論ずる必要があるのかもしれません。

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毛が三本

最近すっかり無風凧とお友達になった歯医者の熱帯魚君:
次回から三日おきらしいね。忘れないように、僕の頭に毛が3本!これでもう大丈夫さ。でも、カウントダウンで髪の毛を抜かないでくれよ。

20130115_4

写真出典自前の iPhone4S
水槽の反対側には小さな海老くんがいたのです。だから、毛が生えているように見えますが、本来は生えていません。

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日本はメタボ

名目3%以上の経済成長を目指します」。

これは自民党の政権公約、いわゆる「マニフェスト」からの抜粋です(マニフェスト は コチラ 参照)。年明け、この「経済再生」に関する動きが活発化してきました。国民の生活を「よくする」ことは、為政者の義務でしょうから、大いに応援したいと思います。

しかし、その前にちょっと考えて下さい。「経済成長」ってなんですか? GDP(国内総生産)の金額の増加で定義されます。では、GDPってなんですか? 簡単にいえば、一年間に国内で生産された「付加価値の総和」ってことになるのですが、これは、「市場で取り引きされたもの」に限ります。(くわしくは、wiki のページを見るとか、経済の教科書を読むとかしてください)。つまり、経済成長というのは、全て「お金(金融)」で表されるものだけで量られている指標なのです。このお金の「流通量を3%増やしましょう」というのが、マニフェストに書かれていることなのです。

ここで、「お金の流通量ってなに?」をもう少し詳しく考えてみます。「お金は経済の血液」という言い方をするので、人間の体に例をとりながら説明していきます。

「3%の経済成長」を人間の体で説明すれば、

  • 血液の量を3%増やす
  • 心拍数を3%増やす

のどちらかを実現することです。あれあれ?と思いませんか? 血液の量を増やすのは、薬物を使ってはいないとはいうものの一種のドーピングです。短距離走の選手が、事前に採取しておいた自分の血液をレース直前に自分に戻すようなもの。また、心拍数が増えると言うのは、スポーツをしているときのように、普通の状態じゃ無い場合。もし、普段から心拍数が高くなっているのなら、成人病、、、いわゆる「メタボ」、、、を警戒することに成ります。つまり、名目GDP3%増、というのは、みずからメタボ体質を目指している、と言えるのです

人間の体で言うなら、コレステロールがさがりγGTPが下がり、、さらさらな血液になり、というのが健康に成っていくことだと考えられるのですが、上記の例のように3%増えると言うこととは全く関係ないどころか、逆効果であるということが分ります。では、さらさら血液、を「経済再生」の言葉で言えばどういえばよいのでしょうか?

ここでちょっと考えてみてください。皆さんに幸せってどんなときに感じますか? 子供の成長を見て幸せになりませんか? 新しい工夫で昨日よりも珈琲が美味しく淹れられたら嬉しくありませんか?例えば、高田敏子さんの「月曜日の詩集」にある「しあわせ」という詩を読んでみてください。きっと、「ああ、幸せってこんなものなんだろうな、、、」と思う方、多いでしょう。これらは、決してお金に変えることはできない、でも「よい」生活ですよね。

さらさら血液の国民の幸せって、こういうことを蔑ろのしてはいけないと無風凧は思うのです。いや、こういうことを土台にして構築していって欲しい。だから言えば、「GDP3%」という目標を置いた時点で、本当の幸せ が見えなくなっている、と思ってしまうのです。

お金軸以外の幸せ、、、日本「経済」のメタボ体質(メタボ志向)からの脱却、、、を、無風凧は常に考えています。

# 「経済」の語源は「経国済民(経世済民)」。決して利潤追求ではないのです。

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梅津美葉サロンコサート

20130113今年最初の オススメ演奏会は、梅津さんのサロンコンサート。

梅津さんについては、ご説明の必要は無いでしょうね。

第14回 梅津美葉サロンコンサート
・日時:
3月15日(金) 17時会場 17時30分開演

・場所:
パビリオンコート(京都)

・曲目:
マルティヌー「ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲2番」
ドヴォルザーク「弦楽四重奏曲 アメリカ 作品96」
シューマン「ピアノ五重奏曲 作品44」

・ 演奏
上野真(Pf)、梅津美葉(Vn)、高橋宗久(Vn)、小峰航一(Va)、上森祥平(Vc)

・ 料金
一般:4500円、小中高生もしくは身体障害者:3000円
(演奏会後に、ワインパーティーを企画しています)。

・問い合わせ:
ミュージックアート: 〇九〇ー八六四九ー4114

去年のサロンコンサートは、小雨降る中の演奏会でした。今年は、どんな演奏会になるのか、、、楽しみです。

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無風凧さんじゃないから。

20130112人待ち顔のわんこ:
なんだ、後ろにいるのは無風凧さんか。僕が待ってるのは無風凧さんじゃないから。飼い主さんだから。

写真出典 自前のiPhone4S
この写真の直後、飼い主さんが戻ってきました。もう無風凧のことなんて忘れてしまい、飼い主さんにジャレ付いてました。

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昼寝って、いいぞォ~

20130111お昼寝中のアシカくん:
無風凧さん、昼寝って、いいぞォ~。

写真出典 無料写真素材 東京横浜湘南
本当に気持ちよさそうですね。。。。GZzzz、、、

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軽くなり過ぎちゃって

正月休み中も元気だったビリー先生:
無風凧さん、あけましておめでとう。正月休みもきちんとトレーニングしてた?僕は毎日トレーニングして、身が軽くなり過ぎちゃって。ほら、空中浮遊できるんだ。

20130110
写真出典 動物の恋人
ビリー先生、あけましておめでとうございます。今年もご指導のほど、宜しくお願いします。無風凧は、正月休み中、ちょっとだけ自転車復活しました。かなり体力落ちてたな、と痛感しています。

ダックスフントのビリー先生は、無風凧のダイエットインストラクター。blog上でご指導頂き、もう足掛け6年目! お陰で、無風凧の体型は維持されています。ビリー先生のご指導はは、カテゴリー「健康・メタボ」でお楽しみ下さい。また、ビリー先生は、普段は「動物の恋人」の看板獣です。「動物の恋人」でのビリー先生も、是非ご覧下さい。

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ランキングについて考える(41)

新年一回目の「ランキングについて考える」は、年末の「AR(Anthropogenic Ranking、人為的ランキング)」の宿題から。

第39回で述べたように、「思想によるランキング」が存在します。四民という身分制度は、支配層と被支配層が分離した以降は、儒教思想によって、構築されたことが分りました。では、これ以外の例は?というのが宿題。

スポーツには、よく「レギュレーション(クラス分け)」がなされます。柔道やボクシング、カーレースなどを想定してください。これらのレギュレーションのクラスの境目は、「体重差によるハンディを無くしましょう」「体重差に起因する危険を取り除きましょう」ということで設定されたものであり、決して一人一人のプレイヤーが「強くなったから上のクラスに」というわけでは有りません。でも、カーレースの頂点がF1であるとおもわれているように、みなさまの意識の中には、何らかのランキングが構成されています。これも、ARの一種でしょう。

他には、音楽もそういう部分があるのではないでしょうか?

クラシックは高尚で、ポップスは庶民的なもの、ということを良く聞きます。なんらかのランキングが、自然発生的に出来ているのかもしれません。この例も、クライテリアの違いこそあれ、ランキングにすべき評価軸はないし、まして、上をめざす、とか、順位があがる、というような曲があるわけではありません。

このように、ARもここかしこに存在するのです。

次回は、ARが持つ特徴で、他のランキング(PR,SR,RR)が持たない特徴を整理しましょう。

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また来たのかい?

歯医者に住むお魚さん:
20130108無風凧さん、また来たのかい? 今回の通院は長いね。。。ちょっと心配だよ。

写真出典 自前のiPhone4S
そうなんです、、、もう半年、通っているんです。このお魚さんとも顔なじみに成ってしまいました。

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褒め言葉としての「世界の二流」

無風凧は、音楽会(特にクラシック系)に良く行きます。年間30~50回程度でしょうか。勿論、レベルはピンからキリまで、色々なものに行くことになります。出来不出来があるのは、人の演奏だから当たりまえ。一流の演奏家の演奏会でも不出来でガッカリすることもあれば、殆ど無名で、客席もまばらだったけど無茶苦茶感激することもあります。

そんな演奏会の中で、気に入った演奏家、団体に「世界の二流」と評することがあります。なんで一流じゃないのか、って?

無風凧の中での定義ですが、世界の一流も二流も、テクニックなどは、殆ど差がない。違いがあるのは、プロモーションの巧さや、来客の層。そして、チケット代金というところです。

無風凧的に着目するのは、まず選曲。「いわゆる一流」の演奏家は、殆どポピュラーな曲で占められます。新曲もなかなか取り上げない。反面、二流の演奏家は、チャレンジングな(あまり有名ではない)名曲を好んで取り上げます。一流は、名曲アルバム的、二流は自分のテーマを持った選曲と言えば、分りやすいでしょうか。

クラシックの場合、知っている曲のほうが拍手が大きくなる傾向があることも見逃せません(拍手が多い=一流の証、と思われるから)。だから、名曲アルバム的に成っていくのでしょう。

また、こういうと失礼かもしれませんが、一流と目される高名な演奏家の場合、その日の出来栄えや音楽性云々より、その演奏会に参加したことに満足される観客も多く、拍手されることが多いように感じてます(勿論、無風凧の主観的評価です)。

演奏解釈も、二流の方の演奏会は斬新なものが多い(一流に比べて、という意味です。もっとも、既に評価されたフォームが出来ている方が一流だから、一流の方の演奏は斬新ではないと言うのも一理あります)。良し悪し(好き嫌い)はありますが、ハッとさせられることが多く、スリリングです。

で。
こういう演奏会は、前評判があまり高くないことが多く、チケット代もリーズナブル。

つまり、無風凧的には「拍手や来客は少なくても、スターダムにはのってない演奏家であっても、いわゆる一流を凌駕する感動を与えてくれる演奏=世界の二流」と呼んで、最大の賛辞を贈っているのです。

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譲り合い

20130116道をそっと譲るわんこ:
世の中、「譲り合いって大切」だと思うんだ。無風凧さんはどう思う?

写真出典 写真素材足成 撮影 A さま
無風凧も、「譲り合いは大切」だと思います。でも、この「譲り合い」っていうのは、日本人にしか分らない風習なのかもしれません、というのも英語で適切な言葉がうかばない。 Give and Take (これは、Give と Take の天秤関係を意味しているから)ではなさそうですし、Compromise は 妥協 という意味が強く、道をそっと避けあうような感じではない。Compassion?ちょっと違うな。というわけで、「譲り合い」は日本人の美徳だと思います。反面、これに慣れている日本人は、国際社会において理解されないばかりか、交渉事などでは強く出ることが出来ないのでしょうね。

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ぼくは幸せなんだ、、、

飼い主さんに抱かれて幸せそうにぬむるわんこ:
20130105こうやって抱えられて眠っているのが一番幸せなんだ、、、

写真出典 自前のiPhone4S
元旦、大恩ある先輩宅の新年会に伺いました。そこで出会ったわんこ。もう15年以上、飼い主さん(飼い主さんもゲスト)と同居しているそうです。老齢のため殆ど寝ていましたが、ソファで寝ているときより、飼い主さんに抱えられて寝ているときの方が、幸せそうな寝息を立てていました。

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まさか?!、、、2:6:2(パレートの法則)

年末の話で恐縮ですが、経営コンサル系の話。ある企業の若手中堅幹部の方々との茶話会で、

「無風凧先生、20:80の法則って知ってますか?」

というネタが振られました。「パレート則2:6:2:の変形版だな」とはすぐに判ったので、そのまま発言をつづけてもらったのですが、

「いま、僕達は社長に言われて、優秀な社員を30にするプロジェクトに取り組もうとしているんです」

少し詳しく説明をしてもらいました。

「全体の80%を作るのは、20%の優秀な人だ、っていうのが20:80でしょ? だったら優秀なひとが30%になったら、生産効率は約1.5倍に跳ね上がりますから」

一瞬、眼の前が真っ暗になりました。いまでも、こういう 解釈違いをしてる方、っているんですね。この企業の先行きは真っ暗だな、と思いました。

20:80(もしくはパレートの2:6:2の法則)は、現象の説明です。別の例で説明すれば、「組織の本当のリーダーは一人しかいない」というのと同じように現象です。リーダーが2人いたら、それは二つの組織に分裂するか、どちらかがもう片方のフォロワーになります。同様に、30%にすることは、現象論としてありえない。これを変えるというのは、例えば、引力を受けないロケットを開発せよ、と言っているのと同じくらいに、無意味なのです。

もう少し説明すると、 100人の中で20人が優秀。だったら、80人を解雇しても全体の80%の生産性は保てるはず。でも、20人残った中で、やはり20%(4人)が優秀で、、、と成っていくわけです。

上記の茶話会では、かなり丁寧に説明したので分ってもらえたと思うのですが、さて、彼らが社長に対してきちんと説明し、説得できるのか、、、楽しみではあります。

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巳年,E年!

瞑想しているようで実は眼が光っているボアコンストリクターくん:
今年は、年だからな。悪い奴は落とさないぞ、、、っと。

20130103

写真出典 ヒーマンの上野散歩
昨年はYear of Dragon, 今年は、Snakeです。ヘビは神様の使いとされることが多いのですから、色々なところで悪事を見張っているような気がします。眼がどこにあるか、探してみてください。
年といえば、、、年。ドレミの。 英語では、E(イー)ですね。E年なんです!みなさん、いい年にしましょう!!

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今年の目標

2013年が始まりました。今年は、「目標を元旦に立てて覚えておいて、二日に書く」と言うことにしました(「去年の記事、参照」)。

目標を立てる前に、現状を把握することは経営計画を立てる上で重要なこと。去年の目標に対してレビューすると(再度、去年の記事、参照)。

  1. 株式会社化= ○  : 8月に株式会社設立
  2. 一般市場に出す = △ : HP作成やある法人への導入などありましたが、一般に広まっているとは思えない
  3. 月に2日の完全オフ と 夏休みの取得= × : 一日全部仕事しなかった日は一年で2日しかありませんでした。

「起業前に新会社での業務以外の仕事を個人受注し、それにかなり時間をとられてしまった」、というのも、2,3 が達成できてない遠因ともいえます。

今年の目標は:

  1. 新会社の業務として、一般市場に商品を5つ以上出す
  2. 新しいシステム(アプリ)開発を行い、市場導入まで持ち込む(たった今も、そのビジネスモデルを考えているところです)
  3. 1週間の連続休暇を取る(海外旅行かせめて国内旅行)

としたいと思います。

今年がよい年になりますように。

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謹賀新年2013

201301011
謹んで新年のお慶びを申し上げます。本年も倍旧のご愛読を心よりお願い申し上げます。

2013年 元旦 京派無風凧

今年も、年越しの瞬間を浅草寺の仲見世通りで迎えました。写真は0時20分頃の浅草寺本堂。まだ初詣に行かれて無い方、受験勉強で初詣に行く時間も無い方、地方の皆様、どうぞお参りください。

お参りした方は、、、、

ご褒美。。。。

、、、

201301012田舎汁粉をどうぞ。甘くてあったかくて、寒い中でのお参りの後の食べ物としては最高です!(もちろん、ダイエットにとっても 最高 の天敵ですけどね)

写真出典 自前のiPhone4S

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