« 麻布十番の秋刀魚(?) | トップページ | 体育の日 »

Win-Winの関係

事業戦略担当者などと話をしているときに良く聞かれる「Win-Win」という言葉。

「ビジネス・パートナーとして、共に儲けましょう!」という意味で使われています。最近は、「関係者みんながWinになるビジネスモデルを!」ということも多く、Win-Win-Winなんていう人も居ます。無風凧も、企業コンサルをしているときには、「ビジネスはWin-Winの関係を構築しなくてはなりません」なんてことをもっともらしく話しているのですけど。

現実的に 全員Winなビジネスモデル、って存在するのでしょうか?

例えば、商店(店舗)を考えてみましょう。ある地域にA店とB店の2店舗だけがあるとします。地域の人の購買力(購買金額)が一定だとすれば、
  A店の売り上げ+B店の売り上げ=購買力
なわけです。A店が増えれば、B店は減る。この時点で、WinWinでは無いわけです。

少しシチュエーションを変えて、A店もB店も共同で仕入れることにより、仕入れ値が下がり、利益増が可能になったとしましょう。A店+B店のWinーWinにはなります。でも。仕入れ値が下がるわけです。納入業者(ここではメーカーと考えましょう)の 売り上げは実質減ることになります。つまり、納入業者まで入れると、Win-Winの関係は崩れている。

では、メーカーは、向上を海外にして、人件費を下げて利益を確保したとします。とすると、国内の雇用が保てなくなり、結局従業員まで考えるとWInWinの関係は壊れています。

色々な場合を検証しているのですが、完全に「全員がWinになるビジネスモデル」は、理論上ですら存在しないように思います。

どなたか、完全に全部のプレーヤーがWinWinの関係になるビジネスモデルを考えて、そして無風凧に教えてください。

|

« 麻布十番の秋刀魚(?) | トップページ | 体育の日 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 麻布十番の秋刀魚(?) | トップページ | 体育の日 »