大学って?
一昨日、iTuneUの話を書きましたが(コチラ 参照)、iTunesU 自身は、以前から知っていて例えば 伊藤康英先生の「吹奏楽演奏理論」などは、購読しています(コチラ 参照)。
昨日も移動中にある大学の講義をザッピングしていて、、、直接iTunesU内容とは関係ないですが、そのときに思ったこと。
大学って、何だろう?
なんとなく、、、なんですが、大学が専門学校化しているように思います。大学って、最高学府だとおもっていて、そうであって欲しいと願っているのですが、「社会に出て実戦で役立つ教育」見たいなことを標榜してる大学は多い。言わば「手に職をつける教育」なわけです。それ自身は悪くは無いんですけど、それって「いわゆる専門学校でしょ?」と言いたくなります。
夏目漱石の時代、「学士さん」と言えば一つのステータスだったと思うし、それなりの 教養があり、教養に立脚した専門性もあり、リーダーシップを発揮し、、、でした。「末は博士か大臣か」と言われていたのは、つい30年前です。今は、大学院を出て博士号を取得しても職に溢れる時代。
これって、大学教育がどこかで曲がってしまった結果ではないか、と思うわけです。
もう一度、大学の存在意義と、そこでの教育を立て直すべき時期にきていると言えるでしょう。
追伸: 勢いで、無風凧版「大学教育変革私案」を作っちゃいました。本当はそれをここに書く予定だったのですが、一晩置いたら、「過激すぎる」と思い直して、ちょっとお茶を濁すような記事になっちゃいました。
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