« だけどよ~ | トップページ | もうすぐ1年 »

ランキングについて考える(25)

前回の続き(こちら 参照)。

ランキング人仮説をオートポイエーシス(第三世代システム論)で説明してみます。これは、「ランキング3位」で自分を褒めることが矛盾無く説明できます。

オートポイエーシス=自己産出=円環的構成、と超簡単に説明しておきます。一言で言えば、「自分をコピーすること」。

ランキング人仮説中で、常に上を狙う、という行為は、 常に上を狙う という行為を生み出します。 つまり、 「上に向かう」ことのコピーとして「上に向かう」とランキング人仮説をオートポイエーシス的に解釈します。そして、このコピーの過程で派生して産出されるものがあります。 それが、順位(=ランキング)です。このため、何位であっても、「派生した結果に喜びを感じる」というシステムが存在すれば、ランキング人仮説とは矛盾なく説明できます。

少しややこしいですが、、、これは、ランキング人仮説の別の表現形だと思っています。

もう一つ。

文化的な背景があるのだと思いますが、ランキングの「数字にクライテリア(閾値)」があり、「合格不合格のような非連続性を持つ」という側面を忘れることは出来ません。例えば、オリンピックの例では「金メダル」「メダルを取る」「入賞する」「決勝戦に残る」などなど。先回述べた「連続だからこそ」の裏返しの意味ではありますが、閾値を他力的に決めてしまうことが行われているわけです。これは、夏の甲子園なども同じで、「地方一回戦を勝つ」からはじまり「全国制覇」まで、色々な「クライテリア」が存在し、その人の所属する「コミュニティ」のなかではその閾値をこえることが最大の目標になりうるわけです。有森選手の場合は、「3位」であったとしても、何も矛盾は生じません!

|

« だけどよ~ | トップページ | もうすぐ1年 »

ランキングについて考える」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« だけどよ~ | トップページ | もうすぐ1年 »