一万円の使い方
くどいようですが、、、無風凧は コンサルタント もしています。いろいろな企業で研修講師などをさせていただいています。研修の中には、有志で 打ち上げ に行くこともあります。と言っても、居酒屋かビストロ程度の場合が多いのですが。
そのような、 打ち上げ の際、無風凧は必ず
1万円
払うようにしています。これは、ある意味で効果があります。どのような効果があるか。
次にあったときに、「この間はご馳走様でした」 と言ってくれる人を 「見分ける」 ことができます。前に会った時のことを忘れずに挨拶してくる人は、社会人としてのマナーができていると、考えてよいようです。それを 見分ける ことができるだけでも、セミナー講師としてはセミナーを効果的に進める事ができます。
加えて。
これを書くとちょっと「嫌味」 に取られる方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょっとだけ 上下関係が私的にかつ厳密になります。ただの研修の講師vs生徒の関係から、体育会的な上下関係が構築されます。これは、研修を終えた後でも、持続することができます。
ここで構築された 人間関係は、 いわゆる ネットワーク資産 になっていくと思うのです。
よくよく考えると。
年功序列時代の日本は、上司が多く払う、というのは当然のことだったように思います。それはある意味では、上述のような関係を構築し、その結果として職場が潤滑に運営されるという効果があったのではないでしょうか?
それが、最近は、「割り勘」なるものが横行し、上司も部下も同額払い。これでは、円満な人間関係が築きにくいのではないか、と思うのですが、、、
だから、部下とうまくいっていないかも、と思う課長さん、部長さん。次の飲み会から会費は必ず1万円払うようにしてみてください。差額分以上の 財産 を手に入れることができると、無風凧は思っています。
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