合掌:ロンサム・ジョージ君
Natinal Geographic の記事によると(こちら 参照)、ガラパゴスにいるピンタゾウガメのロンサム・ジョージ君がこの世を去ったということです。推定年齢100歳。ジョージの冥福を祈り、合掌します。
ご存知の方も多いかと思いますが、ジョージは「最後のピンタゾウガメ」といわれています。彼には、ぜひ一度会ってみたいと思っていたし、ゾウガメの長寿記録は150歳超ということで、まだまだ機会がある、と思っていただけに、残念です。ひょうきんな表情のジョージでした(かれの写真は、著作権切れているのが見つからず残念です)。
日本のトキ(NipponiaNippon)も、ピンタゾウガメも、人間の乱獲が原因で絶滅しています。弱肉強食は世の常。ヒトによる乱獲で絶滅する種がでてくるのも、自然法則なんでしょうか?
無風凧は、自然に絶滅する種が存在することは、必然だと思っています。自然環境の変化に追随できない種があることは仕方がないことです。しかし、ヒト(人類)による乱獲は、自然環境ではありません。種としての「ヒト」が存続するための競争ではないからです。営利や贅沢のための乱獲に誘引された絶滅は許されることではありません。
今一度、自然の中にある「種」としてのヒトの立場を、考えてみる時期に来ているように思います。
# J.Bakan著”The Corporation”は、「企業がモンスターで、個人を食っている」という主張をしていますが、まったく同じ図式が、「ヒト と 人以外の種」の間で起こっています。
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