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ランキングについて考える(19)

ランキング視点で見ると、「ことわざ」も違った風に見えてきます。

例えば、

  鶏口となるも牛後となるなかれ

という諺があります。大きな組織の末端でいるよりは、小さな組織のトップにいたほうがよい、という意味ですね。この諺をランキング視点で見ると。

「組織の中におけるランキングは、上位になるほうがよい。」

わけです。ランキングが上位になるような組織にいるべきだ、読み替えると、ランキング人仮説が支持されることがわかります。言い換えれば、この諺は「組織内のランキングが上であること」を意味していると解釈できます。

もうひとつ

  寄らば大樹の陰

これは、上記「鶏口となるも牛後となるなかれ」とは矛盾した諺のように感じますが、、、実は、「ランキング思考」によって矛盾は解消します。「寄らば大樹の陰」は、「自分の所属している組織が、組織外から見たときに上位のランキングにいるような組織に所属したおくべきだ」と言っているわけです。つまり、組織自体のランキングについて述べているわけで、上述の組織内ランキングとは異なります。だから矛盾はないのです。

このように考えると、昔の人は、「ランキングの特性」を知っていたのだと思います。

とはいえ、実社会で考えると。例えば学生の就職活動の相談を受けた場合、「大企業の下っ端になるか」「無名のベンチャー企業で実力を発揮するか」という二元論的に考えてしまうと、やはり「矛盾があるなあ、、、」とは思うんですけど。(この矛盾もランキング人仮説を多重に用いることで説明できるのですが、それは機会があればここで発表しますね)。

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