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ランキングについて考える(8)

前回予告の通り、「ランキングのオーバーシュート」について、少し詳しく見てみましょう。

とりあえず、「良い評価のランキング」の例で定義すると、オーバーシュートとは。

 ランキングの順位が先行してしまい、それを用いた場合にそれほどの満足を得られない(もしくは不満が集まる)現象

をさします。みなさまも、行列のできるレストランに並んで食べて「期待ほどじゃなかったな」と思う事、ありませんか?これは、なぜ起きるのでしょうか?

1) ランキングが高いと、「期待度」が高まり、その結果として、プラセボ効果的(もしくはその時の雰囲気などで)に「満足」してしまった気になるが、落ち着いて考えると、それほどでもなかった。

2) ランキングがあがり、接客などが忙しくなり、実際の質(PR的な意味)が落ちているにも関わらず、それをカバーできない。

3) そして、日本人特有の「話を合わせる」的な意味でランキングが上位であるが、実際はそれほどの評価がなされない、もしくは不満を持っている

などの理由を考えることが出来ます。

これらによって、何が起きるか。それは、いずれも、「不満」とうい形になります。これは、期待しているからこそ起きる不満 ではあります。言い換えれば、「期待が実力を越えてしまった=オーバーシュート」が起きた不満だと考えられるわけです。

この不満は、「いったん期待したからこそ」起きる現象です。その意味では芸能人などが「好きな芸能人ランキング」にも「嫌いな芸能人ランキング」にも名前を連ねるのとは、少し意味が違います。「可愛さ余って憎さ百倍」と違い所がありますが、、、ちょっとニュアンスが違うようにも思います。

結果として、不満が重なり「嫌いなお店」にランキングされてしまう可能性も高い。(この場合は、好きなお店からは落ちているでしょう)。上記3)の場合など、「好きなお店ランキングに載ったからこそ、嫌いなお店になってしまう」というジレンマが生じています。

いたずらにランキング上位を目指すことが良い事なのか悪い事なのか、一度考えたくなりませんか?

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