好きな音楽2012年2月
2月も色々な音楽を聴きましたが、、、その中で、ピアノ編曲物、について書いてみたいと思います。
この記事でいう ピアノ編曲物 とは、
原曲はピアノ以外だけど、後世ピアノ用に編曲された曲
をさします。その意味では、ムソルグスキー/ラベルの「展覧会の絵」は原曲がピアノなので、「ピアノ編曲物」には入らないことになります。Sibeliusのフィンランディアは、作曲家自身の手によるピアノ編もありますが、同一作曲者(後世ではない)ので、これも対象外。
ということで、好きなピアノ編曲物ベスト3
1) FranckのViolin Sonate を コルトーCortotがピアノ編曲したもの
これは、文句なく良いです。第四楽章に入った時の「安心感(解決感)」は、「悟りを開いたBuddhaはかくのごとし」、と思えるほど。演奏にもよるのでしょうけど、、、
2) Bachのシャコンヌ を Busoni が編曲したもの
実は、昔はあまり好きではありませんでした。F.Sayの演奏を聴いて開眼しました。聴いていて前向きになれる曲です。シャコンヌは、Brahmsによる「左手ピアノの為の編曲」もあります。これも悪くないのですけど(バッハに忠実、という意味ではブラームスの方が忠実)、ブゾーニになれてしまっているためか、ちょっと「違和感」があります。
3) Beethovenの交響曲9番をリストが編曲したもの
去年の6月にも書いた第九のピアノ編(コチラ参照)。
特例) Brahmsのハイドンの主題による変奏曲を ハイドシェークがピアノソロで弾いたもの
実は、これが書きたくて、ピアノ編曲物 を取り上げたようなものではありますが。1985年だったと思います。NHK-FMで確かに聴いた記憶があります。もちろんHaydn Variationsは、ブラームスの4手連弾用で有名ではありますが、2手の演奏。ハイドシェークだから、即興で演奏したのかもしれませんが、、、これの音源(and/or 楽譜)、探してます。 どなたか、ご存知ありませんか?
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