好きな音楽2011年11月
先月の「好きな交響曲ベスト10」が結構ウケタので。
二匹目のドジョウを狙って、今月は好きなピアノソナタベスト10。
(ソナタに限っています。)
無風凧にとって、ピアノソナタの不動の最高峰は、ベートーヴェンの32番(コチラ 参照)。加えると、 8番悲愴、17番テンペスト、32番の3曲をこの順番で続けて聴く、というのも大好きだ。だから、好きなピアノソナタベスト3は、ほぼこれで固まってしまうように思う。、、、
しかし、その次に好きなピアノソナタは、29番のハンマークラビーアだ。まてまて、30番も捨てがたい、、、熱情を忘れちゃならんだろう、、、としていくと、つまるところ、ピアノソナタ=ベートーベン というようになってしまう。
実はそうなのである。無風凧にとって、ベートーヴェンのピアノソナタは、音楽のOrigin(原点)なのだ。だから、なかなかベートーヴェン以外には行かない。好きなピアノソナタベスト10を選ぶと、すべて、ベートーベンなのである。
もちろん、古典なら、ハイドン、モーツアルト、ロマン派ならシューマン、シューベルト、ブラームス、時代は下って、スクリヤビン、メトネル、プロコフィエフ、、、それぞれに良い曲を書いていると思うし、良く聴く曲も多い。邦人なら原博のソナタ3番を弾きたいと思った記憶もあるし、林光のソナタ2番「木々について」も大好きなんだけど。。。でも、原点は Beethoven なのである。
ところで、歴史に「もし」は付き物。
もしシベリウス(注:無風凧はシベリウス好き)がピアノソナタを残していたら、、、いや、正確にはFdurの曲を一曲残してはいるのだけど、習作の粋を出ていない。かれが、ピアノソナタにもっと本気で取り組んでいたら、と思うと残念で仕方が無い。でも、ピアノ小品にはシベリウスのピアノ曲の良さがある。例えば、3つのソナチネ、Kyllikki, 村の教会、Romanze Op24-9などは大好きだ、、、と言うわけで、次回は、「その他ピアノ曲」、になるんだろうなあ(^.^;;。
ともあれ。
ベートーヴェンのピアノソナタ。それは無風凧の音楽の「原点」なのである。
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