個人情報の取り扱い
先日、書留郵便を郵便局に受け取りに行った時の話。
窓口担当の方から、
「住所の確認できるものを見せていただけますか?」
ということで(これはあらかじめ分かっているので)、免許証を提示しました。すると、その窓口の方は
「免許証番号を控えさせていただいて良いですか?」
と言います。無風凧は
「免許証番号は個人情報だと思いますが、どのように管理されるのですか?」
と質問しました。以降
窓口氏:「きちんと管理しています」
無風凧:「どのように?」
窓口氏:「だから、きちんとしています。」
無風凧:「提示だけでも住所確認は可能だと思いますから、書きとめるのは止めてください」
窓口氏:「では、2人で確認します。」
という内容の会話があり、書留郵便を受け取りました。
以前、別の郵便局に転送して受け取った時に、
窓口氏:「免許証のコピーを取りますが良いでしょうか?」
と言われたこともあり、その時も、同様の会話でお断りしました。
郵便局の場合、窓口対応としては(過去の経験では)
1.免許証番号等は書留郵便の「半券」みたいのに直接書いて、
2.そのまま横のケースに入れられます。
その後どうなるかは存知上げませんが、安心出来る保管体制、そして説明では無いと感じます。
免許証の場合、コピーすると生年月日や本籍地まで取得したことになり、その管理は非常に厳密でなくてはなりません。例えば廃棄する場合も、単にゴミ箱に捨てる、では許されないものです。コピーでなく、番号を書いた場合には、郵便局で「住所・氏名」と「免許証番号」がリンクさせ、それを保持していることになります。これは、本来の「書留郵便を渡す」という目的からは遥かに逸脱していると考えます。つまり、そもそも「記録やコピー」は不必要なものではないでしょうか?
万が一、紛失した場合、郵便局さんは、どのように考えていらっしゃるのでしょうね?(そもそも、管理の概念が無く、紛失したことすら気がつかないのではないかと思いますが。)
個人情報は、
不必要なものは取得しない、
取得したら安心できるだけの取り扱いをする、
というように、もっと真剣に取り組んでほしいと思う無風凧です。
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