ブログネタ: 今夏の防暑や節電のアイデア教えて!
つい先日、今年の夏の「家庭の節電目標」が15%に下げられました。発電量が回復したことは喜ばしい事です。しかし、それはCO2排出量規制などの環境視点に鑑みると、手放しに喜べるものではないように思います。やはり、「消費に節約」は未来を見据えたうえで不可避です。
今夏の節電対策を例に考えると(注)、
1) 消費ピークが午後1時~3時に集中すること
への対応が不可避。もう一つの前提は、
2) ピークは、冷房消費によってひきおこされること
です。以下は、正確な統計を手元に持っていないので、記憶に頼り数値的な正確さは欠けた意見で恐縮ですが、一粒で二度美味しい節電案を展開します。
記憶では、家庭のエアコン消費、TV消費、電燈消費が0になれば、ピーク時不足分の半分近くが回避されます。これを推進するような施策を行えば、ピーク時電力不足の半分は回避できます。
その為に、行う施策とは。
時間限定喫茶店等利用給付金(仮称)
を、配ることです。この給付金は、
1) 主婦や学生など昼間に自宅で電力消費をするにと思われる人
を対象に配られるもので、
2) 喫茶店や映画館など「人が集まるために冷房が必須となっている機関・店など」を利用するための給付金
です。これは、該当時間に使われた場合にのみ、効果を発するものです。2009年の定額給付金と異なるのは、「使われた場合にのみ、支払われる給付金」であるとこと。つまり貯金は出来ません。必ず、「該当時間(電力ピーク時間)に使われる」ことになります。
そして、ここで「一粒で二度美味しい」という点は、「経済活動を活性化している」という点です。喫茶店でも映画館でも利用するといういことは、経済活動が行われています。お金が動きます。お客さまからの支払か「給付金か」の違いはありますが、市場に流れるお金は増えます。
仮に、東京電力管内で1000万人が対象としましょう。一人500円検討で考えれば、一日に50億円、2カ月で3000億円の経済効果です。先の定額給付金が2兆円規模であったことを考えれば、3000億円は、1桁小さい。
上記は「アイデア」だけの紹介ですが、無風凧は実行プランも考えています。例えばFeliCaの技術を使うなど少し工夫が必要ですが、今から準備すれば、6月下旬には実行に移せます。
この3000億円で電力不足を回避したうえで、経済活性化が出来ることを考えれば、一考の価値があると思うのですが、、、、いかがでしょう? 菅さん、無風凧と一緒に真面目に考えてみませんか?
(注) CO2対策では総電力消費軽減が必要ですが、本小論では、これ以降は、今年の夏のピーク電力軽減を例に扱います。
最近のコメント