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原発報道で伝えるべき内容

福島第一原発の事故が、世界的にも非常に関心を集めている。スリーマイル島のメルトダウン事故を超える大事故との報道もなされている。

東京に住む無風凧にとっても、自分の生活が掛っている意味もあり、TVによる情報収集も欠かせない。なんせ、フランス政府は、エアーフランス社に対して「フランス国民帰国のためのチャーター便要請」までしたらしいのだから(こちら参照)。

そのような中、日本国民にとって必要な情報が提示されているだろうか?残念ながら 否 と言わざるを得ない。「人体に影響が無い」を連呼するだけでは、人は安心しないと思う。

ではどのような情報を伝えることが必要なのであろうか?

1) まず、単位を揃えた報道をしてほしい。 マイクロシーベルト と ミリシーベルトが混在しているだけで、一般のひとにとっては判りにくい( ミリ が マイクロ の 1000倍と言うことが分かっている人は少ないと思います。)

2) 「どれだけの時間に どれだけの放射線を 浴びたら危険であるか?」をレファレンスにした報道をしてほしい。つまり、被爆量は、どの程度の時間でうけたものか、を示す必要がある。通常の ○○倍、というのは意味が無い(ラジウム温泉などに入れば、通常の100倍などと言うのは当たり前なのだから)。加えて、自然界の放射線と治療用放射線とを同列に扱うこともナンセンスである。だから、
  1時間なら ○○ミリシーベルトで 被ばくになります。
  1日なら △△ミリシーベルトで 被ばくになります。
  今、どこそこでは、□□ミリシーベルトですが、これは、この強さが ×日続くと、被曝する可能性が50%を超えます。
のような言い方をすることにより、一般の方が判断し安心する情報になると考える。

3) そもそもどれだけの放射性物質があるか、を明示してほしい。これは、特に最悪シナリオを考える場合に必要である。例えば、福島第一原発の制御がきかなくなり、核爆発を起こした場合に、どの程度の範囲に影響が出てくるか、を計算するためにも必要である。もちろん、この計算結果(最悪シナリオ)を早めに報道してほしい、とも考えているのだけど。

無風凧の"○○の気持ち、翻訳。"では、しばらくの間、東北地震応援のメッセージを発信します。

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