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2万5千年の荒野

ある読者からご紹介いただきました。

 原発がどんなものか知ってほしい

この記事自身に対する無風凧の感想・評価は控えます。皆さま、ご自身でお考えください。上記の記事を読んだ時に、思いだしたコミックがあります。

 さいとうたかを「ゴルゴ13」 より
2万5千年の荒野”(初出:ビッグコミック1984年12~14号)

"2万5千年の荒野"は、原発事故を扱っています。

<あらすじ>技術的観点から営業運用を延期進言する技術陣と、経営・面子・政治的視点から踏み切る経営陣。その結果の事故。加えて、工程における「ケアレス・ミス」が話を膨らませます。あわやロス市が荒野に、となる直前、最終的には、主人公ゴルゴ13のスーパースナイプで事なきを得る、というストーリーです。<あらすじ終わり>(詳しくは、是非コミックをご覧ください)

原発に限らず総てのことに言えることですが、技術的に幾重もの安全策がとってあっても、制度・運用でそれを無視してしまって安全は得られません。また、設計上は安全なシステムであっても、製造もしくは運営上の「ケアレスミス」を完全に排除することができません。

例を今回の福島原発に求めてみましょう。3/24に3人の方が被爆しました。この時の状況をTV報道などから拾ってみると。

・ 前日に放射線が低かったから、当日測定をしていなかった。
・ 警報機が鳴っても誤作動だと思って撤退しなかった。
・ 長靴を履いていなかった(それを指摘する人はいなかった)

これらケアレスミスの積み重ねにより、被爆がおきました。上記の被爆例は現場の作業員の話ですが、同様の事が経営者におきないとは限りません。政治家に起きないとは限りません。"2万5千年の荒野"と同様の事故は、どこででもおきうるのです。

最後に、東大の坂村教授(TRONの提唱者)が昨日、ビジネスモデル学会で話した内容から一つ紹介して、今日の記事を締めます。

技術が可能にするのは選択肢を増やすのみ。技術制度が社会を変える。(無風凧のメモより)」

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