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コリ山(コネタマ参加中!)

無風凧は、Sibeliusという作曲家の曲が大好きである(参照: 2008年12月8日2009年2月11日)。彼の遺品の初演を聴くために、ロンドンまで弾丸ツアーしたことももあるくらい。

そのSibeliusが、交響曲4番の曲想を得たのが、フィンランドの北カレリア地方にある コリ山(Koli)。 山と言うよりは、丘という程度の高さしかない。2002年の9月にこの山を訪れた。

Sibeliusの交響曲4番のイメージを先に持っていたからだろうか、いたるところに厳しさを感じる。陰を感じる。重たさを感じる。トロール達の声が聞こえる。やがて幽界と現世の狭間、を歩いているという錯覚に陥いる。

この日は、一日中曇りで重たい天気であった(フィンランドを訪れたことがある方はお分かりいただけると思いますが、フィンランドの雲は手が届きそうな位に低いです)。その最中、一瞬だけ、陽が差した。もちろん南国のような明るさではないが、神々しい、ストレートな光。「希望を絵で表現しろ」と言われたら、無風凧は迷わずこの体験にインスピレーションを得たものを描くだろう(写実ではないとしても)。このような光は後にも先にもこの時にしか感じていない。

東山魁夷画伯の作品に「スオミ」がある。無風凧も大好きな作品のひとつである。この作品は、画伯のフィンランド旅行で描かれたものだという。画伯はコリ山は訪れていない(と思う)が、コリ山から見下ろした湖の風景を彷彿させてくれる。ただし、無風凧の見たKoli山の風景は、「スオミ」より、もう少し無風凧に厳しく接してくれたように思う。

ブログネタ: 登ってよかった山を教えて!参加数拍手

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