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ワールドカップ・・・審判について考える(番外編)

「サッカーは戦争である」とよく言われています。特にワールドカップは世界一決定戦ですから、最重要な「戦争」の場だといえましょう。

サッカーと本当の戦争の大きな違いは「ルールが決められている」こと(厳密にいえば本当の戦争だって毒ガス兵器の禁止などのルールはあるようですけど)。そのルールに従って「戦争」するからこそ、意味があるのだと思います。その「ルール」を試合で運営しているのは、何といっても「審判」です。

今回の南アフリカ大会では、残念なことに歴史的なミスジャッジが、続いています。VTRでみれば一目了然のミスジャッジ。「ミスジャッジを含めて審判の判定が正しいというルール」で運営されている試合ですから、現在の「ルール」では文句は付けられません。しかし、そのルールはいつできたルールでしょうか?そう、「再現する手段の無い頃」に決められたルールです。

最近は、TVの放送もあるので、VTRをはじめとして「記録」されていることが多い。その場での再生も可能です。であれば、ルールを変えて「疑わしきは確認」とすれば良いのではないでしょうか?

簡単にこう書くと
1) 審判の権威が下がる
2) 遅延行為が増える
3) W杯は記録されているが、すべての試合が記録されているわけではない
という反論が予想されます。しかし、
1) より正しい判断ができるようになることにより、実は審判の権威はあがる
2) ピッチの外に第三者的な「審判団」を設けることより、素早い判断をする
3) 試合によって「VTR確認試合」と「その場審判試合」というように分ける
など方法や効果が考えられます。

負けたチームの悔しさもさることながら、勝ったチームも心から喜べなくて「両チームともに不幸にするミスジャッジ」を少しでも減らしてほしいと考えています。

末筆になりましたが、日本チームの皆さま、ベスト16おめでとうございます!そして、素晴らしい試合を楽しませて下さった選手の皆さま、スタッフ、サポーターの皆さまに、感謝申し上げます。

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