こだわり(日米文化論、、、もどき)
昨夕の話。
アメリカからのProfessorを交えて軽くWine Partyを開きました。
そのProfessor、ワインバーにお気に入りのチーズを持ち込みで提供してくれましたので、「食べながら呑むことは無い無風凧」も、一口戴きました。とってもワインと相性が良く「さすが!」という感じです(チーズは、熟成の進んだブリ―です)。
さてここからが今日のトピック。
そのチーズはとってもトロトロしていたので、スライスは無理。スプーンですくってパンに塗って、、、という状態でした。ですから参加していた他の方(総て日本人)は、フォークやナイフですくってパンに乗せるのだけど。 そのProfessorは、
"Knives、 Please(ナイフを用意して下さい)."
そして、お店には「肉用のギザギザのあるナイフしかない」となると、
スプーンの柄をナイフ代わりに使って、チーズをすくう
ということをします。彼曰く、
チーズは肉ではないし、スプーンで食べるものでもないから。
凄いこだわりです。Professorだけは、最後までスプーンの柄をナイフに見立てて切って(そして柄ですくって)パンに載せていました。
日本でも、取り箸が無い時など、大皿から取る時に自分の箸を上下逆にして使いますが、その西洋版、、、ちょっと違うなあ。
文化の違いって、こういう所にも出てくるのだなあ、、、と改めて驚きました。
補足:
Breeは熟成したものと普通のものの2種類用意してくれていました。熟成したBreeの方が圧倒的にワインに合いました。ワインは、グリュオラローズ1996とカマンサック1999でした。
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