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自信の▽5四桂、だと思ったのでボナンザ先生に訊いてみた。

春は名人戦。 羽生名人に三浦八段が挑戦する第68期名人戦が始まりました。無風凧も業務終了後、朝日新聞の大盤解説会に直行!です。7時少し前に会場に到着し、、、厚かましくも一番前の席が開いていたので、ずいずい、と進んで最前列で瀬川四段と上田女流の解説を楽しみました。

着いて数手後に、解説会の中休み。丁度羽生名人の▽5四桂の局面で解説会は休憩に入ったわけです。(写真は、▽5四桂の局面の大盤)。

20100410_2無風凧の到着直後から、雰囲気は先手持ちの方が多かったようで、、、解説部屋に居る気の早い方々は、「先手勝勢」とまでおっしゃっていたらしいです(上田さん談)。

しかし。

無風凧は、 ▽5四桂を見たときに(正確にはその数手前に気が付いた時から)、羽生名人持ちでした。なぜかって?ボナンザ先生にも勝てない下手っぴいの無風凧ですから、直感にすぎないのですが、、、

1) ▽5四桂は、▽6六桂のみならず、▽2九飛成~▽4六桂を狙っていて、これは意外にはやい。

2) 後手玉は、金が2枚並んでいる上に、2筋から飛(龍)が動かない限りにおいては、4枚で囲っているのと同じくらい硬い(遠い)。

3) 先手は歩が少ないうえに後手玉が右辺に逃げると、歩で追えないのに対し、先手玉は左辺に逃げると連打の歩で攻めの拠点を作られる。

4) ▽8九飛と挟撃すれば、先手玉は無茶苦茶狭い(様に感じる)。

そしてなにより、
5) 後手陣が6二銀と5一金の中原囲いだったから、「中原の桂馬」の再来を予感させてくれた。

という読みです。解説会や新聞などの解説では、三浦さんの▲3四桂を指摘する意見が多いようで、たしかに、直接的には▲3四桂かもしれませんが、▽5四桂が自信の勝負手だったと思った無風凧。 いつものように、「ボナンザ先生」 にお伺いを立ててみました。

なんと! この▽5四桂の局面は、 ボナンザ先生はほぼ 互角 という判断です。(ボナンザv3.1.2 on Core2Duo)。。。スコアで 先手+41だったら、この手順ならほとんど互角と言ってよいでしょう。ボナンザの感覚は、人間の感覚とはかなり違っているんでしょうね。

今朝の新聞解説を読むと、「▽8三龍を発見して勝ちを意識しました」と羽生名人はおっしゃっているようですが、無風凧としては「▽5四桂」で手応えを感じてたのではないかな、と改めて思っています。

何はともあれ。春は名人戦。これからの熱戦を期待しています。

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