日本文化論:梅原猛著(ブログ学園登校中!)
ブログネタ: 【ブログ学園】『大人として読むべきオススメの本は?』
今日の、たった今の気分は、、、
梅原 猛著「日本文化論」 講談社学術文庫22
です。梅原氏の主張をそのまま丸飲みするのではなく、場合によっては批判的に、そして場合によっては賛同して読むことにより、「日本文化」に対して、もっといえば「自分の生き方」に対して、考えをまとめて行く、一つの機会を与えてくれるからです。
高校、大学、そしてそれ以降、、、何度も読み返していますが、大人として読んだ時に本書の意義を感じました。そういう意味では、まだまだ何度も読むと思います。
同書の最後のパラグラフ、以下に示します。皆さまも、きっとこの本を読みたくなると、信じています。
知的教育だけが大切なのではありません。また、欲望を全く抑えることも考えものです。多くの欲望の調和的発達が必要であります。欲望と物質と理性、その三つの能力をどのように調和させてゆくか、昔ながらのむずかしい問題です。[上記文庫より抜粋]
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