600円vs7000円(キラ☆キラ参加中!)
ケネス・E・ボールディング著「地球社会はどこへ行く、上下(講談社学術文庫)」。定価で2000円位。名著との呼び声が高いこの本をぜひ読みたい!と思ったのですが、すでに絶版。古本屋を回っても現物はなかなか見つからない。Net上に古本はあるけど、プレミアムが付いていて、無風凧としては手が出ない。
そんな昨年三月のある日。神田の古本屋に約7000円で出ていることを発見。「欲しい!」とは思ったものの、すぐには手が出ず。だって、定価の3倍以上です!
そうこうしているうちに、5月のある日。本郷の古本屋の片隅に無造作に置かれているのを発見。たしか上下で600円。 即ゲット! 支払いが済んだ後に、お店の方に
「この本、神田で7000円で手が出なかったのです。600円、嬉しいです!」
と、お礼を言うと、おばさんは
「うちも損はしてないから、気にしなくていいよ。それに、それだけ喜んで買ってくれるんだったら、この本のセカンドライフは幸せだよね、ありがとう。」
いい話だと、思いませんか?
ブログネタ: 教えて「本屋さんでのエピソード」
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