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ボナンザでシミュレーション(羽生ー渡辺戦)

最近のコンピュータ将棋は、とっても強くなっていて、無風凧は「フリーの将棋ソフト(ボナンザ)」にもなかなか勝てなくなってきた。チェスの世界では、既にDeepBlueが人間のチャンピオンを倒しているが、将棋は、、、まだまだだと信じている。

ところで、その「人間」のTop2、渡辺明竜王羽生善治名人が朝日オープンという早指し勝負で激突した(ちなみに、「竜王」というタイトルは読売新聞、名人は最近は朝日新聞と毎日新聞が共同で主催しているがつい先年までは毎日新聞、そして朝日オープンは朝日新聞が主催である。その意味でも面白い)。

201001142問題は、91手目の先手2七飛の局面(左図参照)。この▲2七飛の直前、▽4八馬までは前例があるというのだから、それはそれで驚きである。▲2七飛は、無風凧の形成判断では、少し後手が良いように思う。というのは、
1) 先手は歩切れである。(後手持ち)
2)角桂交換と歩3枚、後手が駒得している。(後手持ち)
3)後手の手番である。(後手持ち)
4)後手玉が薄い(先手持ち)
5)後手の6三金がそっぽなのか否か判断できない(中立)
という理由から。しかし、その判断は本当に正しいのか、、、なんせ「ボナンザ」に勝てない無風凧なのだ。ボナンザ先生にお伺いを立てる。

この局面は、ボナンザの判断でも後手が良いという結果が出た(スコアで大凡-500)! 、、、 ところが。コンピュータ同士の対戦モードにしてこの局面を指し継がせる(つまり、シミュレーション)と、何と先手4勝後手1勝(もちろん、毎回手順は異なる)。人間の将棋には逆転があるからコンピュータに逆転があっても可笑しくはないし、加えてコンピュータ将棋の場合は「地平線効果」などなどあるから、急に形成判断が変わることもあるのだが、、、形成判断で後手が良い、と判断していても「勝ち」につなげられないというのは、まるで人間と同じだね、ボナンザ先生。

ちなみに、渡辺竜王は▲2七飛に対して▽1三玉とかわしたが、ボナンザ先生は▽3二金とさしている。(ちなみに、92手目1三玉からコンピュータ同士の対戦モードにしてシミュレーションしても、先手4勝後手1勝だった。

さて改めて。人間とコンピュータの実力差はどれくらいあるのだろうか、、、冷静に、計算量(複雑度)と計算速度の関係を考えると、あと2、3年かなあ、、、

なお、将棋の結果は、朝日オープンのHP渡辺竜王のblogなどで確認して下さい。

注:
・ボナンザはv4.1.2です。
・使用したマシンは LetsNote W8で、メモリを4G積んでいます。
・上記画面は、ボナンザの画面のScreenCopyです。

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