「雪」遊び?(コネタマ参加中!)
今回の記事は、、、ある映画のネタばれになる恐れがあるうえで、非常に限られた方たちののみ楽しんで戴けると思いますので、、、覚悟を決めて、「続きを読む」をクリックして下さい。
ブログネタ: 「雪遊び」といえば何?
ブログネタ: 映画館でエンドロールは最後まで観る?
このblogをご愛読下さっている方の中にも、「宇宙戦艦ヤマト世代」な方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか?みなさん、「宇宙戦艦ヤマト 復活編」はご覧になりましたか?
ご覧になった方は、エンドロールで、「復活編1」と成っていたこと にお気が付きでしょう。そう。復活編は「2」がある! 内容は、誰がどう考えたって、古代艦長の奥さんである「雪」探し、ですよね、、、つまり、「宇宙戦艦ヤマト復活編2」は、その企画全体が「雪遊び」になっています!
というところで「エンドロールネタ」「雪遊びネタ」はお仕舞い。
今回はもっと主張したいことがあります!
復活編1の音楽は無風凧にとっては、ちょっとなあ、、、、って感じです!。
クラシック音楽を使うのは良いけど、、、、
復活編1では、クラシック音楽が多数使われています。それもかなりポピュラーなクラシックの、所謂名曲ばかり。グリーグのピアノ協奏曲、ベートーベンの皇帝、月光、ショパンのバラード、チャイコフスキーのスラブ行進曲、、、、皆さまも一度は聞いたことがある名前ばかりでしょ?。
これらは、作曲者の没後50年以上も生き残っている曲ばかりですから、曲としての完成度は高く、初めて聴く人にとっては、それこそ「名曲」ばかりです! 復活編1では、 残念なことに、その名曲を、只の BGM として使っている。曲の特性や背景を無視してしまっている。それは、せっかくの名曲を「映像とのペア」にしてしまうと云う、暴挙を行っているわけです。逆にいえば、その曲の背景を知っている人にとっては、曲のイメージが先行してしまい、映像(アニメ)での主張とは全く違った感想を持ってしまう恐れがあります。これでは、音楽にも映像にも失礼と言うものではないでしょうか。個人的な感想で申し訳ないけど、月光の3楽章の部分は、耳をふさぎたかった。
予算や工期の都合でクラシックを使わざるをえなくなることは、理解できないわけではないですが、今回のはやりすぎだと感じます。昨今、「のだめカンタービレ」で少しクラシック音楽に人気が出てきているように思いますが、それとこれとは全く別の話です!
もうひとつ大きく主張したいこと。主題歌の調を変えたのはもったいない!私たち世代がもっている「わくわく感」を、見事に裏切ってくれました。今回のアルフィー版は、ポップな感じが全面に出てしまい、「使命を負った切実感と意志の力」のようなもの、わくわく感が感じられません。昔のTVアニメ版の冒頭。東シナ海に沈んでいたヤマトの主砲が、男性合唱(Unizon)の中で少し動く。そういう期待感が音楽に感じれらませんでした。そういう意味で、懐かしさはあるものの、最後まで「のめり込む」ような楽しさは得られませんでした。
作曲や編曲に関する版権や著作権の問題が絡んでいるのだろうと邪推しますが、せめて主題歌くらいは、、、と思いました。
「雪」あそびから、思わぬ方向の話になってしまいましたが、、、今日はこの辺で。
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