思い出の詰将棋:これも出現マジック「身方も出現」

土曜日は詰将棋の日!

20230225 今週の思い出の詰将棋は、23年2月に公開した「身方も出現」です(コチラ 参照)。

作意:
33飛、32銀、21金、同玉、12角、22玉、23飛打、11玉、21角成A、同銀、同飛成(生)、同玉、23飛成、22金、33桂、31玉、32銀、同金、21龍、まで19手詰

A:ここは清算なので、21飛成(生)からでもOKの手順前後になります。

この詰将棋の特長は、出現マジックになっていることもさることながら、詰上がりで虹が拝める(つまり7種)になっている、という絃です。と言っても、二枚の成駒があるので、「ズル」しているとは思うのですが、、、

20241214 詰上がり(下図)。実は清涼詰。詰め方駒は桂と龍だけです。これも、この詰将棋の特長です。最初に発表したときは、詰め上がるで七色になるというヒントをだしていたし、清涼詰もヒントとして出ていたので、詰上がりの型が3種類に限られてしまいます。

なんてことも、思い出です。

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金?

今年の漢字が清水寺で発表になりました。なんと「金」。またか!という感じ(漢字)です。オリンピックYearは「金」に決めているのかな、と思えるほど、「金」の出番が多い。

今年の金にまつわる話では、勿論オリンピックのメダルの色もありますが、政治家の裏「金」、税金を始めとする「金」、物価高も「金」。そう言えば、最近、隣国の金さんは、余りニュースになっていないようですが、元気にしてるでしょうか?

それよりも 大金星 なニュース。。「上様の金ピカ衣装の金」を予測していたかたがいらっしゃったとしたら、すごい慧眼です。なんと!テレビ朝日が17年振りに「暴れん坊将軍」を復活させます。上様=松平健氏といえば、マツケンサンバの金ぴか衣装。という「風が吹けば桶屋が儲かる」と同じぐらい紆余曲折はありますが、年明け「最大の金」が復活しそうです。

 

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数学の学力

最近、X(旧 Twitter)を見ていると、共通テストの数学の問題が長文化しているという話で盛り上がっていました。いわく、

「問題を読む時間が長く、数学の実力を問う問題ではない。」

でも無風凧は思うのです。単純な計算問題であるならいざ知らず、実際の社会で数学もしくは数理的な現象に立ち向かう時、まず問題を正確に記述できなければなりません。U.エーコは、「理論化できないことは物語られなければならない」と、その著書の帯で書いてますが、まさにその通りで、まず解きたい問題を文章化する力が必要。そしてその文章を書くには、読解する力が必要であることは言うまでもありません。

そのように考えると。社会に出て通用するための数学の学力は、国語の力も込みで測られるのが正しいような気がするのです。

もちろん、「コーシーの定理を証明せよ」のような、純粋に数学の問題も嫌いではありませんが、これこそ、記憶や経験によって、解けるか解けないかの差が大きく出ます。通学の力のみ、ではないものを測定していることになります。

その意味で。「計算問題だけ」「経験の有無によって差が出る問題」から脱却し、問題把握能力を問うようになった昨今の共通テストの数学の問題は、適しているのではないかと、無風凧は考えます。

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起業家教育考

最近、とある起業家教育の専門家の方とお話をしました。かなり高名な方で、無風凧も名前は知っている方でした。その方と話をしていて思ったのですが、「最近は、起業家教育が画一化してきている」のではないでしょうか。

学問に王道がないのと同様、起業にも王道ありません。ですが、昨今のアントレプレナーブームに乗り、誰かの言ったことの2番煎じで似たようなことを話をする。それがあたかも集合知のようになり、実際にはないにもかかわらず、起業家の王道、が形成されてしまったのではないかなと感じるのです。

無風凧が話をしたその起業家の方も、こういう言い方は大変失礼ですが、その片棒を担いでいる方のように思えます。P.ティールが昔。その著書Zero to One に書いたように、ペイジもゲイツも二度と生まれることはありません。つまり彼らと同じことをしても、絶対に成功者にはなれない。

アントレプレナー教育をする方は、そのことを肝に銘じて、学生に接してほしい。そのように考える次第です。

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3人の作曲家

12月10日は、少なくとも3人の有名な作曲家の誕生日です。

C.フランク

O.メシアン

M.グールド

皆さんは、この中で誰が一番好きか、言えますか?無風凧にはcっほっと無理、なレベルで好きな作曲家ばかりです。

その中で、今日はM.グールドの「アメリカンサリュート」を取り上げてみます。

アメリカンサリュートは、S.キューブリックの有名な映画「博士の異常な愛情」の中で挿入歌として使われています。キューブリックにとっては、アメリカ魂を表す最大の曲だったのでしょう。この映画は、ピーター・セラーズの一人4役で、とても楽しい映画でもありますし、無風凧が英語の勉強をこの映画でしたようなもの、と言っても過言ではないでしょう。100回近く観ている。(Wisard of Oz も映画の勉強として何度もみましたが)。

ということで。12月10日は、3名の有名な作曲家の誕生日。皆さん、だれが一番好きですか?

 

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悩みは深い

圏論。

それなりに勉強してきて、とりあえず皆様とお話(議論)するには困らないようになってきたとは思っているのですが、、、、

どうしても、腑に落ちない点が2つあります。

1)圏 が成立していないのに、その塊にたいして関手を定義してよいのか。

これは、物理学以外に応用、特に社会学系に圏論応用する場合に遭遇する問題です。とりあえず「圏は成立しているもの」として読めば理解はできるのですが、根本の圏が成立していないのであれば、単なる「似た関係」のオーパーな評価のような感じがします。圏同値である、なんて結論を見ると、本当かなあ、、、と思うと同時に、無風凧の理解が足りないのかな、と不安になります。

2)射(Arrow)に時間の概念は入るのか。

これが最近の悩みの種でノイローゼになりそうな問題。時間の前後が射に含まれている卯とすれば、射自体に「時間的な前後」があるわけです。そのまま敷衍すれば、因果関係を表す射、が存在することいなります。ところが、圏のOppsitを考える、つまり射の向きが逆転した場合、因果関係が逆になります。

簡単に言えば、因果が逆転した場合の射って、どういうことを示すことになりのでしょう?西條先生が記事にしていますが、その部分への言及が無いので、無風凧は悩んでしまいます。

悩むというより、圏の定義(公理系)の問題ではないか。射自身には時間のが無い、とした公理系を考えるなら、この「悩み」は存在しなくなります。相対論の場合(相対論自身は、ミンコフスキー空間上の理論です)、時間軸は、ct として距離に置き換えるという工夫をしています。つまり、時間は存在しないように置き換えた位相空間での理論です。

同様に、圏 における時間の扱いも、何らかのf工夫をする必要があるのではないか。どのように工夫するかは無風凧はまだ考え切れていません。しかし、因果推論 の例を出すまでも無く、時間の前後関係はもっと良く考えなくてはならない課題だと思うのです。

西郷さんの京大論叢を読んでいて、あらためて2)の課題の大きさに気づかされました。悩みは深い。

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アンダンテフェスティーボ

今日はシベリウスの生まれた日。生きていたら、159歳の誕生日です。そして、無風凧にとってはアンダンテ・フェスティーボを聴く日です。

ここ数年、耳の調子がよくないので脳内演奏会、が続いています、、、はい。今年も脳内演奏会です。が。

ボケが始まったのでしょうか、途中でリフレインしてしまって、最後まで行きつかない。

最後のTimpani(弦楽合奏版の場合)は、天国の門が開く音だと思っている無風凧にとっては、「まだまだ天国には呼んであげない」って神様に言われたような気持になりました。

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思い出の詰将棋:入玉でも出現マジック

土曜日は詰将棋の日!

20230304 作意公開を続けている、「思い出の詰将棋」シリーズ、今日は2023年3月4日に公開した「入玉でも出現マジック」です。(コチラ 参照)

作意:
19銀、同玉、49飛、39銀、同飛、29飛、28銀、同玉、37銀、39玉、48銀打、49玉、59金、38玉、49角、同飛成、同金、同玉、59飛、38玉、39飛A、27玉、28銀打、18玉、19飛、まで25手詰

A:ここは、作意手順の39飛以外に、①39銀打、②29銀 でも25手で詰みます。非限定+手順前後ではないか、と思っています。①②ともに以下27玉、28銀上、18玉ア、19玉 という手順ですが、アで38玉が生じていて、そちらに逃げると最終手が39飛になります(出現マジックにならない涙)。

20241207 大傷ではありますが、ギリギリ余詰めではないと思って、公開しましたが、、、余詰めかもしれません。ご指導戴けますよう、お願いいたします。

下図が詰上がり。キレイに出現している、、、、と思いませんか?

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